私どもが、オンライン英会話を勧める理由は、思いのほか早く、時代がまわっているからです。
最近出版された本『絶対こうなる日本経済』のなかでの、田原氏・榊原氏・竹中氏の対談内容で
英語に対しての考え方に大変共感するところがあり紹介します。
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グローバルな人間が育てば10年後の日本は変わる!
竹中 |
これだけは絶対、榊原さんと意見が一致すると思うのは、英語。 とにかく英語を徹底的にやらせなければダメです。 |
榊原 |
そう。グローバリゼーションを推進してガラパゴスから脱出するために、 英語を第二の公用語にする。徹底的に英語教育を変える。 |
田原 | 小学校からガンガンやれと。 |
竹中 |
日本人の英語力をどうつけるかという処方簑の一つは、大学のカリキュラムを変えて、 4年間のうち1年間は必ず外国で過ごしなさいというのを、単位を取るための要件にする。 アメリカはそういうカリキュラムの大学が増えているんです。それによってアメリカは結局、 国際化している。日本も同じようにやるのは、一つの近道だと思いますよ。 |
榊原 |
僕が企業に反省してもらいたいのは、大学3年なんかでリクルートしちゃダメです。 ちゃんと4年間勉強させて、学業ができる人を採用しなさいと。それから中途採用を増やせ ということです。何にも色がついてない新卒を採って、俺たちが思う色に染めるんだなんて 時代遅れの発想は、やめたほうがいい。そのあたりをやってもらわないと、大学が勉強する ところじゃなく就職予備校みたいなところになってしまう。この点は企業の経営者たちに、 「あなた方がこの国を悪くしているんですよ」と、僕は言いたいんですよ。 |
田原 |
わかりました。先ほど年後の日本は明るいのか暗いのかと聞いたけど、10年後に 社会に出る若者は、いま小学校5年生か6年生くらいですよね。そこで最後の質問。 そんな子どもたちや中高生たちは、10年後を目指して何をしておくべきだと思いますか? |
榊原 |
第一に、英語は当然ちゃんと勉強しなさい。第二に、できるだけ早い時期に外国に出て 異質なものを見なさい。第三に、何でもいいからプロフェッショナルになりなさい。 僕は、その三つかな。 |
竹中 |
私が学生によく言うのは、「私が君の年齢だったら、間違いなくインドに行くよ」と。 もちろんインドでなく中国でもいいけど、本当に可能性のある場所に自分を置きなさい。 ようは海外経験をして、グローバルな人間になれ、ということですね。それから、 自助自立の精神を絶対に忘れるな。 |
田原 | いや、とても楽しく有益な対談になりました。 |