英検バンドとは、英検各級を表す略称です。 |
Gは級(Grade)を指し、Pは準(Pre)を意味します。 |
2016年度からの新しい合否判定方法について |
2016年度から実用英語技能検定の合否は英検CSEスコアを用いて判定いたします。 |
今までの、得点を足し合わせた結果で行う合否判定方法とは異なり、 |
技能別にスコアを算出し、合否を判定いたします。 |
これまでは異なる級や回の点数を比較することができませんでしたが、 |
このように絶対指標である英検CSEスコアを導入することで、 |
客観的に英語力を比較することが可能になります。 |
一次試験では・・・ |
受験者の解答情報をもとに統計的手法で算出された各技能のスコアを合算し、 |
その合算したスコアが合格基準スコア以上であれば合格と判定いたします。 |
技能ごとに合格基準スコアは設けず、各技能のスコアを合算したスコアのみで |
合否を判定いたします。 |
二次試験では・・・ |
受験者の解答情報をもとに統計的手法で算出されたスピーキングのスコアが |
合格基準スコア以上であれば合格と判定いたします。 |
2015年度までとの相違点 |
相違点につきましては、以下3点となります。 |
1.技能ごとにスコアを均等に配分します |
2015年度までは技能ごとに問題数や配点が異なっていたため、 |
技能ごとの重要性に差がありましたが、2016年度からは問題数に関係なく、 |
各技能にスコアを均等に配分しますので、より技能のバランスが重要になります。 |
【図①参照】 |
2.合格基準スコアを固定します |
合格基準につきまして、2015年度までの合格点は回次ごとに変動しましたが、 |
2016年度からの合格基準スコアは固定となります。 |
なお、合格基準スコアは過去の英検のテスト結果より算出しています。 |
3.正答率による合格目安の提示・自己採点によるスコアの算出はできません |
2015年度までは、得点の合計で合否を判定していたため、 |
合格に必要な正答率の目安(1級と準1級は7割程度、2級以下は6割程度)を |
提示することができました。 |
しかしながら2016年度以降は、スコアの取得率(各級満点スコアに対する取得率)と |
問題の正答率が必ずしも一致しないため、正答率の目安を提示することはできません。 |
例えば、正答率が同じ場合でも、技能別の解答情報により合計スコアが異なってきます。 |
またスコアは全受験者の解答情報を統計的手法を用いて算出するので、 |
受験者の皆さまがご自身でスコアを算出することはできません。 |
なお、2015年度と2016年度において、各級の難易度に変更はありません。 |
協会では統計的分析手法を用いて、回次毎に確認しています。 |
2016年度以降も、これまでと同様の難易度です。 |
1級から5級までぞれぞれ、G1, GP1, G2, GP2, G3, G4, G5となります。 |
英検バンドの数は以下の通りです。 |
(バンドの数は級・一次試験/二次試験によって異なります。) |
■一次試験 |
・1級 :+(=合格)は15バンド、-(=不合格)は83バンド |
・準1級 :+(=合格)は14バンド、-(=不合格)は78バンド |
・2級 :+(=合格)は10バンド、-(=不合格)は48バンド |
・準2級 :+(=合格)は10バンド、-(=不合格)は44バンド |
・3級 :+(=合格)は8バンド、 -(=不合格)は40バンド |
・4級 :+(=合格)は9バンド、 -(=不合格)は37バンド |
・5級 :+(=合格)は12バンド、-(=不合格)は32バンド |
■二次試験 |
・1級 :+(=合格)は8バンド、 -(=不合格)は25バンド |
・準1級 :+(=合格)は8バンド、 -(=不合格)は23バンド |
・2級 :+(=合格)は8バンド、 -(=不合格)は21バンド |
・準2級 :+(=合格)は8バンド、 -(=不合格)は19バンド |
・3級 :+(=合格)は7バンド、 -(=不合格)は17バンド |