バイリンガルの人が認知症になるのはモノリンガルの人より4年遅い
バイリンガル能力の強みは、具体的には、抑制制御ないし認知制御と呼ばれる脳の機能に関係していると
考えられて いる。
これは、ビアリストク博士によると、一つのことに注意を払うのをやめて、ほかのことに集中する能力だ。
複数の言語を流ちょうに話す人は、ある言語でコミュニケーションをとっている間、もう一つの言語を
黙らせておくために絶えずこの技能を使う必要がある。
認知的予備力を鍛えるというアイデアは、クロスワードパズルや頭の体操といった、頭を働かせ続けることを何でも
やれば、認知症の症状を食い止める助けになるという通俗的アドバイスにつながってきた。
しかし、7月に米国立衛生研究所が開催したパネルディスカッションは、そうした活動がアルツハイマー病や
関連の認知症を予防すると結論付ける十分な証拠は存在しないと警告した。
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◎記事一覧
・英語を成人から習得する訓練が認知症になりにくくするという情報その1
・英語を成人から習得する訓練が認知症になりにくくするという情報その3
・英語を成人から習得する訓練が認知症になりにくくするという情報その4