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英語を成人から習得する訓練が認知症になりにくくするという情報その3

2011年1月3日

複数の言語を流ちょうに、あるいはほぼ毎日、話さなくても、複数の言語を習得することが有益かどうかは研究者にも
分かっていない。

 

カリフォルニア大学サンディエゴ校および同大学アルツハイマー病研究センターのバイリンガル能力研究者、
タマル・ゴラン博士によると、意欲さえあれば、人は年齢にかかわりなく新しい言語を習得できるという。
「しかし、マジックポイント(ゲームなどで使われる能力を回復させるための特別な得点)はない」とゴラン博士は警告する。

 

ビアリストク博士は、数十年にわたる研究を、子どもが第二言語をどのように習得するかを調べることから始めた。

 

2004年、ビアリストック博士と共同研究者のファーガス・クレイク博士は、30歳から80歳までの、およそ150人の
モノリンガルの人とバイリンガルの人における認知作用を調べる三つの研究を開始した。
それによると、中年・高年どちらの年齢層でも、バイリンガルの被験者は、一連のコンピューターを用いた
テストにおいて、気を散らす情報を一言語だけ話す人よりもうまく遮断することができた。
この強みは、より高齢の被験者において一層顕著だった。

 

ビアリストク博士によると、ほかの研究も、例えば文章の内容が意味をなさなくとも文章が文法的に正しいかどうかを
判断するよう求められるといった、認知制御を必要とするテストにおいて、バイリンガルの人のほうが
よい成績を収めることを明らかにしているという。

 

04年の研究の研究成果から、ビアリストク博士は、こうした利点が、高齢者の自然な学習能力低下を穴埋めする助けに
なりうるかどうかに疑問を抱くようになった。

 

同博士と共同研究者らは、種々の認知症(三分の二はアルツハイマー病)と診断されていた228名のメモリークリニック
患者の医療記録を調べた。
07年に『ニューロサイコロジア』誌で発表されたその結果は、バイリンガルの患者では、モノリンガルの
人よりも、記憶障害を呈するのが遅いことを示唆していた。
バイリンガルの患者は、家族が最初に記憶障害に気付く時期や、治療を受けるために患者が初めてクリニックを
訪れる 時期が、モノリンガルより平均4年遅かった。

 

さらに、バイリンガルの患者の記憶力は、クリニックを訪れた時点では、一言語だけ話す人に比べ劣っておらず、
また、症状が表れてから、患者が最初に来診するまでの期間にも差はなかった。

(次の記事に続きます⇒)

 

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◎記事一覧

英語を成人から習得する訓練が認知症になりにくくするという情報その1
英語を成人から習得する訓練が認知症になりにくくするという情報その2
英語を成人から習得する訓練が認知症になりにくくするという情報その4



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定年退職し、知的な趣味を見つけたいと思い、パソコンと英語を学び始めました。
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