問題集やプリント学習をするときに注意しなければいけないこと。
問題集は、どれだけ理解しているかを確認するためのものです。
ですから、実際に取り組んで、60%以上できない問題集は、実力に見合わないと考えることが大切です。
レベルの合わない問題集を使っても、時間の無駄です。
ただし学校から与えられた問題集やプリントは、その件を考慮せずに、消化していかなければなりません。
効果のある対処方法を解説します。
まず、60%以下しかできない人にとっては、その問題を正面突破で取り組んだとしても時間の無駄になることがあります。
なぜなら、基本のキーワードさえ覚えてないレベルのため、むしろ、先に、キーワードを覚えることが先決です。
与えられたものをこなさなければならないので、邪道と言われるかもしれませんが、
以下のやり方を実践してください。
まず解答とその解説を一生懸命読んで覚えます。
その後、問題を解きます。
当然、解答や解き方を覚えているので、正解率は上がると思います。
30点しかとれない生徒が、すぐには、百点を目指せません。まず60点です。
55点しか取れない生徒は、まず70点を目指します。
このやり方、気持ちの持ち方で、学習を投げ出さないようになります。
どの生徒にも当てはまりますが、問題集は、問題集の解答、解説2つとも重要と考えてください。
むしろ、解答、解説の方が重要で、これがボロボロになるというイメージです。
答え合わせだけの道具に使っては、絶対にダメです。
優秀な生徒は、与えられた課題の問題集の後から解いていくという方法があります。
後の問題を解くことで、できないところを把握した上で簡単な方向に進む方法です。前のページに戻ることで、だんだん優しくなり、スピードも上がり、その上で、基本的な理解が深まるからです。
別のパターンですが、
最初の方で時間がかかり、なかなか最後までたどりつかない生徒は、例題学習法を取り入れたり、
奇数(偶数)問題だけ解くことで、全体を終わらせることができます。とりあえず、半分の時間で、
全体を把握することです。
このように、一定の基準の60%を考えて、学習法を変えることが大切であり、あまり気づかない盲点といえます。