偏差値60が上位16%以内、偏差値55が上位30%以内を表し、
逆が、下位で45で、40になります。
集団で教える学校の教師はどの生徒レベルにポイントを置いて指導し、
また、学習の仕方や宿題の出し方など変えなければいけないのですが、
どうしても集団の生徒のため一律になります。
小学校では、1人の先生がコントロールしていますが、
中学、高校になると各教科に教師がつきますので、教師ごとに、
やり方が違ったり、同時に多数の宿題が出されたりし、
生徒が混乱する場合があることを知らなければいけません。
例えば、数学の教師は、世の中に数学しかないと思って指導します。
宿題も、できる生徒は、退屈な問題の繰り返しになり、
できない生徒は、放置するか、わからないままずっと考え込むことになります。
できる生徒は、基本問題以上に発展問題に時間をかけることが必要ですし、
できない生徒は、基本ワードを覚えることに時間をかけることが大切です。
時間の無駄遣いに気づかなければいきません。
できる生徒の基準は、偏差値60の16%以内の生徒です。
それ以下の場合は、記憶が追いついていないので、ぼーっと考える時間が多くなります。
考える時間(思考力)も大切ですが、
それ以前に、思考するための語彙が少なすぎることに気づくことです。
だからほとんどが、できないと思って対応すべきです。
偏差値60以上の生徒は別ですが。
まして、偏差値40以下では勉強の本質がわかっていないので、
基本ワードを覚えることに重点を置いしたほうがはるかに効果が高いです。
私は、偏差値で55以下でもそうだと考えています。
明らかに昔より情報量が増えています。
当然ですが、我々大人が子供の時に触れた情報量よりも、
時間の経過で毎年増えていく今の生徒は、昔以上にいろんなことを覚えなければなりません。
もちろん、学習以外もですが。
だから、パンクしたような現象が生じるのです。
ゆとり教育で、学習量が減ったといっても、情報量は増えています。
ゆとり教育を改めている現状は、ますます情報量が増えています。
それを整理し、情報を吸収する時間を工夫し、増やし、与えていくのが教師や親の務めです。
まとめると、記憶する時間を増やし、問題演習においても、ぼーっと考える時間を減らし、
記憶を中心とした教材に変えていくことが必要だと考えています。
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